官民地域パートナーシップにより整備が進められている次世代放射光施設では、現在、基本建屋がほぼ完成しつつあり、加速器の搬入と据付、ビームライン構築の準備に着手しているところとなりました。

民・地域パートナーの代表機関であるPhoSICが整備する7本のビームライン（コアリションBL）に設置する計測装置（エンドステーション）の設計についても、その詳細を詰める段階に到っています。これらエンドステーションは、100を超える民間企業や大学・研究機関ほかのコアリションメンバーに利活用いただくことが想定されていることから、この機会を捉えて、予定されている利用技術をコアリションメンバーの皆様に対して御説明申し上げ、利用計画の検討に役立てて頂くとともに、メンバーの皆様からの御質問や御意見を賜る機会として「コアリションBLエンドステーション利用技術説明会」を企画いたしました。

月1回程度、全5回で、1回につき1〜2程度のエンドステーションを紹介していく予定としており、コアリションメンバーの皆様におかれましては、奮って御参加いただけますようお願い致します。