Tohoku University, International Center for Synchrotron Radiation Innovation Smart (SRIS)

研究者紹介researchers

研究者プロフィール

国際連携スマートラボ International collaboration Smart lab

千葉 大地 CHIBA Daichi センター長・教授
本務:国際放射光イノベーション・スマート研究センター
兼務:大阪大学産業科学研究所
研究テーマ
・ナノエラストロニクス
・スピンを用いた新奇力学センシング技術の開発
・磁気を用いたインフラモニタリング技術の開発
研究キーワード
ナノエラストロニクス,フレキシブルスピントロニクス, 非破壊可視化技術
研究概要

スピンエラストロニクス

原子間隔は、固体マテリアルの性質を決定づける最も根源的なものです。巨大な原子間隔変化をリバーシブルに引き起こせれば、未知の物性や新たな機能を後天的にもたらすことができるでしょう。我々は、伸縮自在な固体のナノ超薄膜に注目します。その物性制御原理の提案や、ナノテラスを活用した背景サイエンスの理解とフィードバック、そして社会実装につながる力学センシング技術の開拓を進めます。これにより、「ナノエラストロニクス」という新たな学術領域を開拓します。近い将来では、磁性ナノ薄膜を舞台としたスピントロニクスの社会実装範囲を飛躍的に拡大し、ナノエラストロニクスの中の一つの領域であるスピンエラストロニクスという土俵を拓くことで、スピントロニクスにゲームチェンジをもたらしたいと考えています。

メッセージ
新たなセンシング技術の開拓や、その基礎となるマテリアルの潜在能力の開拓と背景の謎解きを強く推し進めて参りたいと思います。