スマートラボ・研究部門紹介農業・食品スマートラボ
スマートラボ・研究部門紹介Smart lab, Research department
農業・食品スマートラボ
- メンバー
- 研究概要
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食・農領域での次世代放射光利活用の推進
食と農は、我々の健康や社会経済を支えていますが、これまで食や農の領域における放射光利用が必ずしも活発であったとはいえません。しかし、次世代放射光施設においては、生物試料観察に適した高輝度軟X線が利用でき、さらにSRISの技術支援を得ることができます。また、隣接した東北大学農学研究科の学術サポートや設備(測定機器、動物実験棟、植物栽培フィールド、食品加工施設、SRISと共同で設置した抗菌・抗ウイルス研究ユニット、等)が利用できる環境から、食と農の領域での放射光利用技術の発展や放射光利用の拡大が期待されています。農業・食品スマートラボは、このような期待に応えるために取り組みを進めています。本学農学研究科では、SRIS、PhoSICと連携してこのような取り組みを推進するため、放射光生命農学センター(A-Sync:Center for Agricultural and Life Sciences using Synchrotron Light、原田昌彦センター長)を設置しています。農業・食品スマートラボと農学研究科との連携により、食・農領域での次世代放射光利活用がさらに進展することが期待されています(イメージ1)。